臨床に役立つ質の高い論文・情報の探し方

ポイント2 検索するときから情報の質にこだわる:
インターネットでの検索は図書館巡りというイメージにはほど遠い。むしろ、金鉱から流れ出る川での砂金探しのようなものだ。膨大な砂の中から価値ある砂金を見つけるためには、すべてをまじまじと見るのではなく大まかな振り分けと選別を繰り返す必要がある。具体的には、信頼できるサイト・情報源を用いることがポイントとなる。また、検索にあたっては信頼できる情報を得るためのキーワードなどを組み合わせることも重要になる。

2つの軸を考えよう
1)適用性「当てはまるか」
2)妥当性「信頼できるか」
そして最後に、情報の全体像を把握する

検索に当たって
手順1
まず、課題にあったキーワードを用いる
その上で、妥当性の高いキーワードを用いる
両者の結果の「積」を用いる

手順2
まず、妥当性の高い情報だけの情報源・データベースを用いる
その中で、課題にあったキーワードで検索を行う

オプション
もしたくさんの情報があったら・・・ 必ず、システマティックレビュー・メタ分析がないかチェックして、あればそれを用いる
あるいは、良質なレビュー・教科書なども有力である

論文の検索にあたってのチェックシート
いきなりPubMedで検索するのは実際的ではありません。電子教科書や情報提供サービスなどからの二次情報が院内で利用可能かどうか確認して、まずそちらを利用してみましょう。また、従来の医学教科書や臨床マニュアルなども活用して、現場で利用可能な情報源に精通することがより確かな判断につながります。
□ 対象患者
□ 介入方法・曝露因子(治療法、対策、検査法、危険因子、などなど)
□  (対照となる介入)
□検討対象となった転帰・結果
□質の高い論文を選ぶための利用方法
  □選択しようと思う情報源・データベース
  □質の高い論文を選ぶための利用方法や付け加えるキーワード


ここまで準備して、それでもPubMedで検索してみたいと思ったら先に進む