まとめた問題・課題を患者や対象者、その他の同僚・チームメンバーに提示し説明することができる

ポイント:
研修医が対応しようとしている問題・課題を担当患者や同僚・チームメンバーに説明できる技術を身に付ける。
なぜ?:
対応しようとしている問題・課題を患者や、同僚と共有するのは問題解決の重要な手順である。患者・対象者との課題の共有は、インフォームドコンセントという手順以上に、自分が対応しようとしていることが当事者にとって本当に重要なことか、重要な点について何か見落としがないかを確認する意義が大きい。同僚への提示と説明でも同じような確認作業が行える。
指導のポイント:
研修医に対応しようとする課題を明確に提示することを勧める。まず、課題の優先度をどう判断したか、課題をわかりやすい言葉で提示されたかを確認する。その上で、治療や検査、危険因子などについて、網羅的に重要な選択肢・要因・因子などがもれなく包括されているか、治療効果や検査の目的、予後に関わる合併症などの転帰が具体的に設定されているかをチェックする。チェックはすべて指導医がする必要はなく、研修医同士で確認させたり、他の医療スタッフと話し合う機会を与えたりすることも重要な学習機会となる。