ワークショップ後の余韻を楽しみ、明日へつなげよう
・最後の成果はあなたのもの
 グループワークはチームメイトとの共同作業です。当然、その成果はチーム全体のものです。つまり、チームの一員であったあなたのものでもあります。きっと、同じ課題を同じ時間一人で行ったとしたら、とてもなしえなかった成果を得たのではないでしょうか。そのような成果を得られたのは、チームメイトの協力やチュータの支援のためだけではありません。その作業の中であなた自身が自分の知識や技術を用い、感情や思いを表すこと自体が重要であったのです。
 特にあなたがグループの作業に十分参加し貢献したと感じたならば、その印象は強くなるでしょう。とにかく、ワークショップの最後の成果はあなたのものです。自信を持って持ち帰りましょう。

・ワークショップの改善への提言も忘れずに
 ワークショップでチュータを行ったり企画したりする立場からいえば、参加した人がどのように感じたか、どのような点がよかったと感じ、どのような点で改善が必要と感じたか、気になって仕方ありません。ですから、会の最後にアンケートが配られたり、会全体に対して意見を述べる時間が設定されたりします。次のワークショップへの改善につながる具体的な提言やヒントがほしいからです。あなたの参加したワークショップが意義深いものであったとしても、不本意なものであったとしても、これらの点を伝えておきましょう。

・ワークショップからあなた自身の課題を持ち帰る
 ワークショップでは、ある課題に対してみんなで取り組みました。成果もありました。でも、ワークショップから持ち帰るのは成果だけではありません。課題も持ち帰ることになるはずです。「ワークショップではここまでできたのに、現実では思うように行かない。少しでもかえるためには、どんなことからはじめればよいのだろう。」と思う方も多いでしょう。この思いがそのまま課題となります。ワークショップで取り組んだ課題よりも、もっと困難なものかもしれませんが、ぜひワークショップから自分の課題を持ち帰り、現場でそれに取り組んでみてください。ワークショップを楽しむためにワークショップがあるのではありません。あなたの仕事や職場などの成果・結果をより豊かなものにすることが重要なのです。
 ワークショップで学んだ知識、グループワークで自信を持てたスキル、チームメイトから学んだ考え方や価値観、その多くは現場でも役に立つもののはずです。

 もしかすると、あなた自身の持ち帰り課題としてワークショップのような勉強会を自分たちで開きたいと思われるかもしれません。まさに、そう思った方の手助けとなるのもCASP Japanの目的です。

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